あらすじ
うさんくさいジジイが開発したアシナガバチ改が人々を襲う。襲われた人々は意思なく他者を襲うゾンビの様になってしまう。筋はバグっていない。バグっているのは筋を彩る登場人物だ。率直に言って魅力ゼロのクソである。
黒幕悪役の女科学者はドヤ顔で登場した刹那に射殺されるタイムイズマネーを披露。街を愛する善人デブ町長はただの撒き餌。極めつけは主人公の女保安官だ。彼女は他人の子を夫に育てさせるという野性味たっぷりの托卵女子の顔を持っている。こんなやつにどう親近感を持てばいいのだろうか。アメリカにも発言小町はあるのだろうか。あるのならこれは事案である。
ハチに襲われゾンビの様になった人間たち。その脅威は絶大だ。彼らは夜の駅のプラットホームで酒に飲まれてだらしなく徘徊しているバカのように歩く。いうまでもなく戦闘力はゴミである。
ハチが大群で襲ってくる所はまだマシだった。ついでにイントロでハチの巣を駆除しようとしたオッサンが何故か盛大に爆死するシーン。ここは本作唯一の笑いどころとして覚えておいてもいいだろう。
本作は良いところが無い。突き抜けてぶっ飛んでるところも無い。書くべきこともあまりない。ただナチュラルに出来が悪い産業廃棄物である。
総合評価・星1つ(神が憐れむレベル)
★☆☆☆☆
以上