ワンコイン・ムービ-レビュー

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ヴァンパイアVSゾンビ

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あらすじ

「ヴァンパイアとゾンビが戦わない」

 

 本作は視聴者という重要な存在を完全に無視して置き去りにするという素晴らしいオナニームービーである。ストーリーの説明はろくになされず、設定は後付けの上に前後の脈絡が繋がらない。登場人物には大した個性は無く、役者の演技力は高校の文化祭がブロードウェイに思えるレベルである。

 

 とりあえずラジオで人食い病の感染が広がっているという、最低限の説明がなされる。その状況下、ハゲ親父とその娘がドライブをする。ドライブの途上、ヒッチハイクでカミラという女を乗せることになる。未知の病が拡大中に見ず知らずの人間をピックアップするとはリスク管理が徹底した判断能力であるがとりあえずそこは無視する。というかこれぐらいのレベルのことは放置しておかないと頭がおかしくなってしまう。ハゲと娘は「将軍」と呼ばれるジジイと連絡を取り合っている。なぜ将軍なのかは意味不明で説明も無い。どうやら将軍はゾンビに娘を殺された恨みを持っているらしい。

 

 その後ストーリーは盛り上がりも無く淡々と進む。立ち寄った雑貨店で変なお守りをもらったり、そのお守りをくれた女は重要人物かと思いきや速攻で拳銃をフェラチオして死んでいたり、小汚いオッサンが便所でヴァンパイアに噛まれたりする。道中で女性警察官と出会うシーンではアメリカ警察のレベルの低さが露呈される。彼女はポリスアカデミーで職務質問という現場警官にとって最重要ともいえる教育を受けてこなかったようであり、荷台にゾンビの死体やゾンビ駆除に使われた武器を積んだバギーを注視することもなく「良い旅を」の一言で水平線の彼方へと消えていった。自由の国アメリカ。フォーエヴァーアメリカ。彼女の仕事ぶりを見た後では神奈川県警すらSASのごとく頼もしい存在に思えるだろう。

 

 その後は修道院でゾンビとちんたら戦い、その後は将軍と戦う。実は将軍の娘を殺したのはハゲであり、ハゲは「仮死状態にしたんだ」と弁解するが将軍は信じない。ハゲVS将軍のスピーディな戦闘シーンはまるでラジオ体操の様で非常に健康的である。

 

 和解したハゲと将軍はカミラを殺そうとするが、あっけなく秒殺される。なんとハゲの娘はすでにカミラとのレズビアンセックスによってヴァンパイア化しており、カミラとハゲの娘はグルだったのだ。その後2人はかび臭そうなモーテルでセックスライフを始めようとするが、そこにゾンビの大群が瞬間移動してきて彼女たちの腹をえぐってThe ENDである。もうこれ以上本作について触れたくはない。

 

 

総合評価・星1つ(神が憐れむレベル)

★☆☆☆☆

 

以上