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ワンコイン・ムービ-レビュー

ワゴンセール等で500円程度で投げ売りされている映画を愛するブログ

アポカリプス・オブ・ザ・デッド

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あらすじ

デス・レースは始まりすらしない(前提)」

 

 主人公は量産型のマッチョである。彼は何かのショックでぶっ倒れて病院に入院する。そして意識が回復すると、治療にあたってくれていた看護師を脅迫して脱走する礼儀作法を体現指導してくれる。

 

 その後、彼は唯一残っていたメモを手掛かりに、あちこちをフラフラする。最初に行ったところでは、別にいてもいなくてもストーリー上関係のない細身の黒人がドツき回されているのを助ける。すると黒人は「神父のところへ行け」と次のお使いミッションを指定してくれる。

 

 出会った神父は、墓の上で飲んだくれて泥酔するスモーカーであり、カフェでとった昼食の伝票を初対面の主人公にプレゼントする模範的な神の子羊である。神父が言うには「お前の兄ちゃんはアフガニスタンで戦死した。その後、悪の力で復活して人類を滅ぼす魔王になったからヤバいんだ」「ちなみにお前は兄ちゃんを倒すべく選ばれたデーモンスレイヤーだ」と驚愕の事実を明らかにする。どう考えてもヤバいのはお前だとしか思えない。この説明を素直に納得できる奴がいるとすれば、そいつは終わりなきy軸の下へ向かって全力疾走する低脳だけであろう。

 

 主人公も「そんなのウソやろボケ」と叫びながらバグって山道を走りまくるが、結局神父のところに戻ってきて「じゃあ兄貴を殺るしかねえな」と納得する。世の中では気持ちの切り替えがうまい人ほど能力が高いと言われているが、本件に限定すればその法則は当てはまらないと断言したい。そして神父は術式で清められた銃器・爆薬と「デーモンスレイヤーの剣」を主人公に手渡す。

 

 兄(魔王)の拠点に乗り込む主人公。魔王を名乗るからには要塞の様な堅牢さを誇るのかと思いきや、そこはただの廃業した工場レベルの建物で、兄(魔王)はそこでエロい女を集めてパーリーピーポーをしていた。これで一体どうやって人類を滅ぼすのか皆目見当がつかないが、とりあえず主人公はバケモノを撃ちまくる。

 

 戦闘シーンは非常に見やすく表現に気が配られている。ガンアクションは、室内照明や車のライトが逆光の役割を果たしているおかげで、とりあえずバケモノが倒されてるんやなぐらいの情報しか入ってこない。ラストの兄(魔王)との決戦も剣で数回打ちあった後、主人公が勝って、はい終わりである。

 

 正直全体的にみれば星1つが妥当な作品なのだが、ガンアクションシーンで乱入してきた神父の活躍については一定の評価を与えたい。彼は「バケモノにはこいつが一番だぜ!」とドラムマガジンを装着したトンプソン・サブマシンガンを両手に持ち、片っ端からバケモノを掃射して大活躍、負傷した後は時限爆弾を用いてアジトを吹き飛ばし自爆した。彼は「バカだけどなんだかんだで良い奴」キャラとして及第点に達している。彼の働きを考慮して、本作の評価は以下の通りとしたい。

 

参考動画:ドラムマガジンを装着したトンプソン・サブマシンガン

https://www.youtube.com/watch?v=CtdaZQWa7zc

 

 

総合評価・星2つ(500円の価値無)

★★☆☆☆

 

以上