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ワンコイン・ムービ-レビュー

ワゴンセール等で500円程度で投げ売りされている映画を愛するブログ

感染源 BiOHaZaRD

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あらすじ

カプコンに謝れ」

 

 とある秘密研究所で異常事態が発生、内部との連絡がとれなくなってしまう。これを解明するために特殊部隊が投入されるのが本作の導入部である。実にオリジナリティあふれるイントロではないか。一瞬私の脳内を「監督ポールアンダーソン、主演ミラジョヴォビッチ、音楽マリリンマンソン」という意味の分からない文字列が通り過ぎたがおそらく何の意味も無い情報だろう。本作がオリジナリティあふれる作品であることは間違い無い。

 

 この研究所では冷戦崩壊後、大正義アメリカが偉大なるソ連からパクったアメーバ型エイリアンの研究を行っていたことが明らかとなる。エイリアンは水の様に液状化して、人の肉体に感染してそれを乗っ取っていく。このままでは人類は滅亡してしまうとのこと。

 

 本作の戦闘シーンは、まず水がタラタラ流れてくるところに銃や手榴弾をブチ込むところから始まる。この瞬間、私の感情を「諦め」が支配したことは言うまでもない。もちろん終始こんなオムツから漏れた小便の様な映像が続くわけではない。水はクモ型に変形して襲ってきたり、人型に変形して襲ってきたりもする。

 

 最終ステージでは、茶色のドロドロしたクリーチャーと化した液状エイリアンが登場する。この造形自体はまともなものであり評価に値する。問題はこれに対する主人公サイドである。彼らはエイリアンに対抗すべく、実験段階にあるガス弾頭発射機を実戦投入する。しかしその武器はどうみてもただの消火器である。これを使ったシーンがどういうものになるかはご想像の通りである。秘密兵器と呼ばれるただのパイプからひたすら煙を出すだけ、せっかくの出来の良いクリーチャーは煙で全く見えなくなってしまう。画面いっぱいに広がる煙幕を眺めていると、これは果たして映画なのかと自己問答してしまう。戦闘シーンと言うよりは地元の消防団の訓練、もしくは帰省ラッシュの新幹線自由席と言った方が適切であろう。結論としてなんだかんだでチームは全滅したあげく、エイリアンは外に漏れて世界は滅びへの道を歩んで終了である。

 

 なお、研究所でエイリアンが暴走した原因は、主役サイドの研究者の仕業であることが明らかになる。何故彼はそのような行動をとったのか。「ノーベル賞を取りたかったから」これが研究所に勤務する高知能の成人男性の発言である。この低脳には是非ノーベル平和賞を贈るべきであると提言する。

 

 

総合評価・星2つ(500円の価値無)

★★☆☆☆

 

以上

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