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ワンコイン・ムービ-レビュー

ワゴンセール等で500円程度で投げ売りされている映画を愛するブログ

40cmの童貞男

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あらすじ
「男性器が巨大だというデマを流された主人公の周りに女たちが群がる」

 

 主人公は童貞卒業を夢見る青年であり、1年付き合った彼女とついに事に及ぼうと試みるが、貞操観念の違いから彼女に拒絶され、しばらく距離を置こうと宣告される。この際彼はコンドームを用意していたのだが間違ってゴム手袋並みの巨大なサイズのものを買ってしまっていた。不必要となったそれをトイレに流して処分しようとしたのだが失敗し、両親に見つかってしまう。その結果、「息子のイチモツがゴジラ並み」ということが街中に知れ渡ってしまい、街の女たちは彼の下半身を求め挑発的な行動に出る。

 

 このストーリーが展開されるために必要な前提として、「チンポがデカけりゃ女は喜ぶ」という暗黙の了解が設けられているが、これは女性の精神性を尊重した制作サイドの人権意識の高さを象徴している。それとも舞台となった街はプリアポスを信仰しているのであろうか。そうであればまだ理解は可能である。少子化に悩むわが国もぜひ男根信仰を蘇らせ、タブロイド雑誌に載っている怪しげなペニス増大サプリに補助金を投入すべきであろう。

 

 紆余曲折を経て主人公はブロンドの熟女と付き合い逢瀬を重ねる。しかし結局彼は弄ばれていたことに気づき、彼女のもとに走って仲直りをしてハッピーエンドである。本作は童貞をネタにしたコメディであるはずだ。にもかかわらず物語が中盤に入るか入らないかぐらいの時点であっさりと物語の重要要素である童貞を捨て去る。その後は熟女とのプレイとつまらない小芝居を延々と見せられる。笑いどころも無ければストーリー性も無い、とりあえず適当にお色気シーンでお茶を濁しておけという匂いがプンプン漂ってくる映像を見続けるのは実に苦痛であった。本作はコメディとしてもセクシームービーとしても破綻している評価点が全くない駄作である。

 

 ところで日本では男性器の英語発音を“ペニス”と習うが、正しくは“ピネス”である。従って“おペニペニ”も“おピネピネ”と訂正されるべきであり、日本英語辞書業界はこのことを頭に叩き込んだ上で舟を編んでもらいたい。

 

 

総合評価・星1つ(神が憐れむレベル)
★☆☆☆☆

 

以上